読書メモ シン・ニホン

ちょっと前に話題になって、半分くらい読んだものの、その厚さに負け、途中で積ん読状態になっていた本。頑張って再読しました。読書メモです。

読書メモ

  • かなりの分量かつ、細かなデータ。その量に対して読むのが辛くなった。これがマッキンゼーのコンサルの仕事かって思った。データで殴られている感じ。
  • 読み飛ばしつつ、要旨を掴むような読み方のほうがいい。あるいは興味のある部分とかだけ読むとか。
  • 売れた本だけあって、書評とか要約も沢山でてるので、そういうのと合わせて読んでみるのもよいと思う。
  • 「シン・ニホン」には希望がある(本の感想#7)|読書熊|note
  • 「シン・ニホン」〜今生きてる日本人が日本語で書いた本の中で最も”ヤバい”本〜|安川新一郎 (インパクト投資家、未来思考「構造と文脈で世界とその未来はシンプルに理解できる」)|note
  • 個人的に一番ツボだったのが、地球温暖化に対して、一人あたりのCO2排出量からアプローチする日本や地球の最適な人口を推計するくだり。
  • 一人あたりの摂取カロリーからCO2排出量を導き出したり、面白かった。これが本場のフェルミ推定という感じ。
  • 日本人は一人あたりの体重換算で象一匹分のCO2を排出し、日本の国土の林野面積から換算すると、3,000万人くらいが適正な人口だそう。
  • 温暖化は個人的に興味のある分野だったので、こういったアプローチでの解説は面白かった。
  • 風の谷構想については、ちょっと感覚的に受け入れにくかった。住民に対して基本理念への共感みたいなものを求めるみたいな文章でアレルギーが。あとは、都市化したほうが、人口を支えるための効率はよさそうな気がしてならない。ロジックで反論できないけど。
  • とはいえ、閉塞感のある日本に対して、こうすれば良くなる、というのを数字とともに具体的に指し示している論説って初めて見た気がする。
  • 日本はまだ良くなれるんじゃないって気がしてしまう不思議。
  • どちらかというと、まだ若い部類に入る人間としては、老人のための医療費とか社会保障よりも、科学とか教育とか、未来に投資すべきというのは強く共感した。

日本の将来に閉塞感を感じている人は読んでみる価値があるんじゃないかなと思います。良本です。